彼女を抱きしめたら痛かった

彼女を抱きしめると穴だらけ

サボテンな彼女

トゲトゲだけれど

きれいな花に心奪われたのさ

彼女はサボテンな彼女

彼女を抱きしめたら痛かった

彼女を抱きしめると穴だらけ

何度も抱きしめて

何度も穴だらけ

抱きしめるたび涙があふれる

彼女はサボテンな彼女

でも離さない

彼女のほっぺプニプニだから

どんなにトゲトゲでもプニプニだから

彼女はサボテンな彼女

けっして離さないよ愛してる

彼女はサボテンな彼女　

スーツを着た

マナーの悪い連中に

札束で殴られる

痛くもかゆくもないけれど

けどな

不愉快

ダバダバ

ここは灯りを失わない街

ひっきりなしに走るタクシー

行きたい場所には連れて行ってくれない

ここを『天国の街』と呼ぶ人もいるけど

ボヤボヤしてると　いつのまにか消えていくもの　が 多すぎる

気にしなくなったけど　気にしなくちゃならない気がする

天国は無人の街

ハダカの動物達はケモノと呼ばれるのを嫌がるけど

鉛筆とノートを忘れたら

自分が誰だか見失うでしょう

ここはただの四角いジャングル

三日月が

死神の鎌になって　ぼくの首をはねる

そんなロマンチックなお別れを思って

うすら笑いを浮かべてる

夜空がうすら笑いを浮かべてる

三日月が

死神の口になって妖しく囁く

ぼくを誘ってるのかい

もう苦しまないかい

あぁ　夜風が気持ちいい

夜空が妖しく誘う

こっちにおいで

こっちにおいで

こっちにおいで　　さあ

フハハハハ　フハハハハ　フハハハハハハアッハハハ

ははははははははははははははははははははははははははははははははっはははははっはあははははあははははははははっははっっっはははははははっっはっっっははっはっはあ

失せろ　　ぼくはまだ明日に興味ある

夜空がうすら笑いを浮かべてる

夜空が妖しく誘う

あ　夜風が　あ　夜風が　気持ちいい

三日月が死神の鎌になって　　　ぼくの首をはねる

夜空がうすら笑いを浮かべてる

三日月が死神の鎌になって. . .

へいぼんなブタ

へいぼんなブタ

ある朝　養豚場から逃げ出した

へいぼんなブタ

へいぼんなブタ

ある朝　養豚場から逃げ出した

ワタシ　歌手になる　世界の羨望浴びて

毎朝人間達の食卓に並ぶなんて

イヤ

へいへいへいへいぼんなブタ

へいぼんなブタ

ある朝養豚場から逃げ出した

ワタシ　ハムになんてなりたくない

ワタシハムジャナイ

ワタシハムジャナイ

ワタシハムジャナイ

ハムジャナイ

ハムジャナイ

ハムジャナイ

ハムジャナイ

ハムジャナイ

今夜も

あわれに輝く人形たちがいっぱいいるぜトゥナイ

いつもいつも無意味に踊らされてる人形たちエブリナイ

だから今夜ぐらいは自分の好きなように踊れストレンジダンストゥナイ

カモン　イエーイ